初めてブッキングライブにチャレンジする人にとって、「どう申し込めばいい?」「何を準備すれば?」という不安は少なくありません。
実際に出演してみたいと思っても、最初の1歩を踏み出す勇気が出なくて足踏みしてしまうという方もいるでしょう。
しかし流れを知ってきちんと準備して臨めば、初心者でも安心してステージに立つことができます。
この記事では、ブッキングライブにチャレンジする方法を解説していきます。
ライブハウスに申し込む
まずは出演したいライブハウスやライブバーのホームページやSNSをチェックしてみましょう。
「出演者募集」と案内している場合も多く、メールや専用フォームから申し込めます。
自己紹介文、演奏スタイル、参考音源(動画・YouTubeリンク)を求められることもあるので整理しておくと安心です。
弾き語りやユニットであれば、オープンマイクに出演して店主に聴いてもらうことで、出演に声をかけてもらえる場合もありますよ!

出演日・条件の確認
日程や出演条件(ノルマ、チャージ、持ち時間)については、申し込みするとライブハウスから詳細の連絡がきます。
初心者に配慮してくれている店も多く、わからないことがあれば素直に質問して整理しておくと安心です。
たとえば「ノルマ」と「チャージ」といった用語に慣れていなくても大丈夫。
あらかじめ少し調べておくと安心ですし、わからない用語が出てきた場合は迷わずお店に問い合わせましょう!
出演に関して不安に感じていることも、丁寧に相談に乗ってくれる場合が少なくありませんよ。
練習・準備
出演日が近くなったら、練習にしっかり専念して臨みましょう。
持ち時間に収まるようにセットリストを整理し、何度も練習して流れに慣れておくと安心です。
カバーではなくオリジナル中心にしたい場合も、自分らしさがしっかり出るように構成を練ってみましょう。
また、ギター、キーボード、マイクといった機材に不足や不具合がないかも事前にチェックしておくと、当日慌てなくて済みます。
万全の状態にして本番に臨みましょう。
初心者が知っておくべきコツ
上記の話を読んでも、「それでもやっぱり不安…」と思う方は少なくないと思います。
そんなあなたに向けて、初心者が知っておくべきコツを整理しました。
小さい箱からチャレンジしてみよう
最初はキャパ10〜30人程度の、小規模なライブハウス・ライブバーに出演してみましょう。
大きな会場にチャレンジする前に、小さい箱で経験を積むことで緊張も少なく、客席との距離も近くなる分、観客との一体感も味わいやすくなります。
出演者同士との交流も深まりやすく、次のステージに繋げる足がかりにしやすいです。
楽器はなるべく持参しよう
キーボードやギター・ベースはレンタルしてくれる場合もありますが、自分に慣れている楽器を持っていく方が安心して演奏できます。
弦の状態やネックの感覚、鍵盤のタッチに慣れておくことで、自分らしくプレイしやすくなるからです。
事前にライブに持っていく機材も整理して、万全に臨みましょう。
楽屋に入ったら挨拶しよう
出演者同士の控室(楽屋)は情報交换の場です。まずは勇気を出して挨拶してみましょう。
緊張も和らぎますし、「次に対バンに誘ってもらった」といった話も少なくありません。
また、話しておくことで出演中に声援を送ってくれたり、拍手してくれたりするかもしれません。
他の出演者との繋がりを広げる良い機会ですし、積極的に挨拶してみましょう。
勇気を出して最初の一歩を踏み出そう
ブッキングライブにチャレンジするのは緊張も伴いますし、「失敗したらどうしよう」と不安に感じてしまうものです。
しかし、小さい箱からチャレンジしたり、自分に慣れている楽器を持って臨んだり、他の出演者と積極的に話してみたり…少しずつ準備していくことで、自信に繋がっていきます。
大事なのは、「チャレンジしてみたい」と思ったその気持ちに従うこと。
最初の1歩を勇気に変えて、自分だけのステージに立ってみましょう!
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